吉田カバン完全読本 (エイムック (1060))

By | 2010年6月15日


鞄を作るということにおいて、大きなカバンメーカーともなると色々大変なようです。特にデザイナーと職人さんとのデザインと技術のバランスを図るのが難しいようで、それを想像できる記述がよくあります。
また、創業者吉田吉蔵氏がリアカーを引きつつ販売していた創業当時の話や、その氏のカバン作りに対する情熱を受け継いだ吉田一家、特にタンカーを作り出した吉田克幸氏と、一家で唯一手縫い職人の道を歩んでいる野谷久仁子氏の鞄作りに対する熱意・姿勢などは、読んでいて職人と呼ばれる方の雰囲気を味わうことが出来ました。
吉田カバンが好きな人はともかく、鞄のカタログとしてみたい方や、物作りを楽しむ方にもお勧めの一冊です。